メニュー
記事一覧
ミスキィについて
強み診断
イベント
お知らせ
ライター紹介
お問い合わせ
ライターのSNS
人生の攻略本作り
ビジネスIT探検隊
検索
カテゴリで探す
タグで探す
ライターで探す
2024/4/14
西村 太嘉
どうもこんにちは、強み診断士の西村です。強み、活かしてますか?今回は「才能は生まれつきか、それとも本人の努力か?」というご相談です。なかなか難しいテーマですね。結論としては「どちらでもある」というのが、僕の考えです。
小学館の辞書によれば、「物事を巧みにこなす生まれつきの能力」と書かれています。別の辞書には、「ある物事をうまく成し遂げる、優れた能力」とあります。つまり、一般的には「何かを上手にやる力」と言えるでしょう。
もう少し具体的に見てみると、いくつかの要素に分けられるかもしれません。
例えば、高い習得能力や理解力。
音楽の才能を持つ人は、音感やリズム感に優れています。スポーツの才能を持つ人は、瞬発力や動体視力、身体操作に優れています。数学の才能を持つ人は、論理的思考力や抽象的思考力に優れています。
だからこそ、人より早く何かを身につけたり、再現したり、創作したりするのです。
また、特定の分野に対する強い情熱や意欲も才能の一部です。スポーツや芸術、音楽だけでなく、経営、営業、ゲーム、計算、コミュニケーションに至るまで、何かに取り組むことや上達することにエネルギーを持ち続けること。継続し、立ち止まらずに情熱を失わないこと。
そういう意味では、努力し続けるのも才能だとも言えるかもしれません(本人はそれを努力と思っていない可能性が高いですが)。
これらによって、物事を成し遂げる可能性は高まると思います。
どんな分野に「習得能力や理解力、情熱や意欲」を持つかは、生まれつきの部分が多いと思います。
生まれた瞬間に持っている身体的やDNA的特性もあるでしょうし、どんな家庭に生まれ、どのような幼少期や青年期を過ごしたかも、ある意味で生まれによって決まるものです。「生まれによる違いはなく、全ての人は平等に生まれている!」というのは、僕には無理な理屈だと思います。
じゃあ、それによって全てが決まってしまうのか?
それも違うと思います。
多くの能力は後天的な努力によって、頑張って伸ばすことが可能ですし、逆に才能があったとしても、それを活かす努力をしなければ開花することもなく、世界に影響を与えることもありません。
そういう意味で、「生まれつきと努力」のどちらとも言えると思います。
ただ、質問者さんの本当の意図は、ちょっと違うテーマなんじゃないかと僕は思います。
「自分は成功できていない(今幸せじゃない)が、これは才能のせいとして仕方ないと諦めるべきか?それとも自分の努力が足りないということなのか?」という意図だったのではないかと。
これは完全に僕の主観です。なぜなら、僕自身がそういうことで悩んでいるからです。
例えば、何となく「幸せになりたいな」とか「成功したいな」と思っている人がいたとします。その人は、他人や世間を基準に成功を決めることになりがちです。だって、自分の方に基準がないからです。
世間の評価や立場、成果、収入を「幸せの基準」として、既にそれを持っている人を成功者として比較対象にします。当然、その人と自分は違う人なので、同じことはできません。同じ才能はないから当然ですが、同じ人間なのに。
だから、自分には才能がないとか、努力が足りないと考えることになります。
でも、自分の「幸せ」とその人の「幸せ」は別のものです。才能だけでなく、価値観や環境や時代も違うのなら、比較する意味はありません。意味のないことを比較するから悩むのです。それが本当のテーマなんじゃないかなと思いました。
意味のない他者比較を何十年もやってきて今感じていますが、本当に意味がないですね(笑)
仮に努力して、努力して、他者比較の先にある成功をつかんだとしても、幸せにはならないと強く感じています。生まれ持っての違いは確かにあります。ほとんどの人は全てを持っていませんが、何かを持っています。
本当に持っていないなら、持っていないことを持っているのです。それを受け入れて、その才能を使って、自分なりの幸せに近づいていくのが良いんじゃないかと思います。
最近、少しだけそう思えるようになり、少しずつそうしています。それが強みの生き方だと思います。
関連記事
2024/5/12
生まれつきの才能がなくても一流になれますか?
2024/3/10
強みは自覚できないものでしょうか?
2024/2/25
強みと弱みは表裏一体??
自分の強みとは例えばどんなこと?
2024/2/11
自分の強み がない…どうやって作ればいい?
2024/2/4
自分の強み わからない
※1日1回おみくじを引くことができます!